●1話目

 サザエとマスオがオペラを観に行くことになるも、直前に酔いつぶれて行けなくなったマスオ。お詫びに、めったに予約の取れない高級料亭にサザエを招待しようとするも、サザエはタイコさんと出かけて留守。険悪になるフグタ夫婦。同時期、花沢夫婦も険悪な感じになってました。カツオが知恵を働かせて花沢夫婦に仲直りを画策。どうもうまくいったようで、花沢さんからの好感度もウナギ登り。いつのまにかマスオたちも仲直りしていてめでたしめでたし。


 でも、元々の「マスオ泥酔事件」の原因は、自分がオペラに行きたいカツオが酒を飲ましたことが原因なんですね。オペラの帰りにごちそうをサザエにおごらしただけでなく、料亭にもサザエの代わりに行ってごちそうをたいらげたカツオ。今回は良い目にしかあっておらず。悪事の罰もうけない黒幕っぷり。いやはや恐ろしい男っ。


●2話目

 カツオのいたずらがきっかけで、体重を減らそうと決意する波平。密かにダイエット作戦を始めるも、事情をしらない家族からは奇行としか思われず、あれこれ心配される始末。あれこれがんばる波平がなんか可愛くて、その筋の人におすすめしたいお話。懐かしのBGM多用もいい感じ。


●3話目

 タラオが柿を食べたがるので、よその家の柿を狙うカツオ。あれこれ作戦をたてたり、花沢コネクションを利用してターゲットの家の内情を探るなど、すでに単なる柿泥棒の域を超えつつあるカツオの情熱。やがてターゲットにされた家の主も、カツオの実力に一目置くようになり、2人の間に奇妙な友情が芽生えます。

 
 テーマが柿泥棒とはいえとてもいい話なんですが、タラオの十八番である秘密の暴露だけが非常にむかつきました。舞度のことなんですけど、ほんと信用ならん子供ですな。