●1話目
サザエとマスオがイチャついて、それを花沢家親子に目撃されたからさぁ大変。フグタ一家独立を勝手に画策して、賃貸マンションを紹介しようとする超展開。
波平が特に反対しなかったので(以前は「フグタ」の表札をかけることすらいやがったのに!)、話がとんとん拍子に進む! サザエもちょっと満更でもなさそう!
こういう話が進むと、家族至上主義のワカメが情緒不安定になりまして、フグタ親子の一挙手一投足に過剰反応。幸いにも、発狂寸前でフグタ一家が思い直してめでたしめでたし。
今回気になったのは、ブタゴリラとトンガリみたいなやりとりをしたワカメとタラオ。
ワカメ「あたしとエレベーターどっちが大事なの?」
タラオ「エレベーターです(断言)」
タラオの断言具合がですね、もう。
●2話目
必要以上にタラオに甘いサザエが、ついにタラオのしつけに乗り出した! という話ではなく、「しつけ」にハマったタラオが上から目線であれやこれやというお話。
と思いきや、じん六さんと彼を一途に慕っているらしい犬・ペスの物語。「犬が女の子だったなら」と願わずにはおられないじん六さんの、明日はどっちだ。
じん六さんを小馬鹿にした発言が目立つカツオ、そんなカツオの成績のことをバカにするワカメ、犬や家族に上から目線のタラオと、子供3人の性格がいつもより悪かった印象。
●3話目
毎年恒例ひな祭りイベント開催。ひな祭りといえば、ワカメがおかしくなるのが定番ですが、今回も「夜中にお雛様を見つめる」「タマに八つ当たり」など暴走が目立ちます。
一方、アゴで使われるカツオですが、ひな祭りがご無沙汰になっている裏の老夫婦のために雛人形を貸し出しすなど、器のでかさを披露(しかしワカメは、よく雛人形の貸出を許可したよなぁ。半狂乱で拒否すると思ったのに)。
結局のところ、暴走はわりと控え目のまま終わったので、ちょっと残念でした。