・1話目

 波平の若いころの、お花見でのエピソード話。私だけかもしれませんが、なんか、アニメの「キテレツ大百科」とかにありそうな話だった気が。前にもこういう話がありましたが、波平は独身時代から東京にいたことになってますね。「磯野家は福岡から上京してきた」という設定は完全に黒歴史になってるのが悲しい。


・2話目

 三河屋夫婦が喧嘩して悩むサブちゃんを、磯野家が心配する話。ちょっと構いすぎのような。サブちゃん、迂闊なことができませんね。あと、ここだけの話、サブちゃんを心配して話を聞こうとうするサザエが妙にエロティック。


・3話目

 まさかの2話目の続き。サブちゃんのおばあちゃんが久々に登場。サブちゃんを心配するおばあちゃんに協力して、またも発動するサブちゃん監視作戦。
サブちゃんの優しさと歩道橋の長さで心がほっこりですわ。しかしスぺシャルでまさかのサブちゃんプッシュ。「実は今回の放送でサブちゃん卒業」とかそういう展開ではないかと心配になります。


 あと、二又さんの声で「ばーちゃん」と連呼されて、「めぞん一刻」を思い出しました。


サザエさんクイズ

 仕方ない話ですが、クイズの内容がプライバシーの暴露になっているのが悲しい。


・4話目

 中島女装という鬼のような展開。カツオが女装中島にときめいているあたり、なんかこう、昨今の流行を取り入れすぎていて怖い。「サザエさん」も日々進化しているわけですよ。あ、でも、原作でもカツオが女装とかあるし、別におかしくないか。「今回の件で花沢さんに弱みを握られて、たびたび女装を強要されるようになる中島」みたいな展開になったらどうしよう。どうする?


 その他にも、「ハイテンションな裏の老夫婦」「イクラ失踪時の無駄に緊迫したBGM」「じん六+タイコというなんか危険な香りがする組み合わせ」「一瞬の登場ながらキャラがたっていたしげるの祖父のジェントルマン」「しげるの行方」「おいしいところを持っていくカツオ一味」など、見どころたっぷりでおもしろかったです。ただ、海平さんがでたのに、アナゴさんや岡島さん、カツオの担任、ワカメの友人連中といった面々がでなかったのが残念。でたらオールスターってな感じで、もっと楽しかったのに。


・次回予告

 狙っているのか偶然なのか、来週も女装ネタ。ちょっと待て。