太閤立志伝V 山名家で3


 しつこく攻めてくる尼子家になんとか対応するべく浪人勧誘をしていた新武将。ストーカー行為の果て、京都で小笠原秀清さんをおとすことに成功するも、「尼子家が毛利家に滅ぼされたぞ、バカ!」という連絡が。


 ライバルの突然の消滅にショックを隠しきれない新武将は、小笠原さんを連れて、とぼとぼと鳥取城に戻ります。悟空に先立たれたベジータとかも、きっとこういう心境だったのでしょう。


 そんな感じでしばらく与えられた軍資金調達の主命なんかをこなしていると、ある日大殿が「毛利家ほろぼすぜー」と言い出しました。毛利家。中国地方のほとんどすべてを支配し、当主・元就や吉川元治&小早川隆景など名だたる名称がキラ星のごとく存在する毛利家! そんな毛利家に城を二つしか持っていない我が山名家が喧嘩を売ると! ちょっとチャレンジャーすぎますよ、大殿ー!


 途方に暮れていると、いつのまにやら我が山名家に勝手に仕官している武将がいることに気付きました。ヤツの名は山中鹿之助。ご存じ、尼子家きっての忠義の士にして名称。尼子家が滅んだ後は、お家再興目指して活動し、毛利家に絶望的な戦いを挑んだ男。今回のプレイでは尼子家が滅んで浪人してたはず。よもやついこの間まで敵対していた山名家に仕官するとは。史実でも山名豊国と仲良かったりしたらしいから、そこらへんのコネでしょか。


 どうもこいつが大殿をそそのかしたっぽい。なんてことを!