荒山徹関係


薄桜記」のあとがき、似たような内容をどこかで読んだ覚えがあったんですが、どこで読んだか思い出せなかったんです。で、今日、なんとかなく本の整理をしていたら、週刊新潮の切抜きを見つけて、それに載っていた荒山徹先生の『ブックレビュー』がそれであったことを思い出しました。このブックレビューは『薄桜記』あとがきの、ほぼ原型。


 新潮文庫からでている五味康祐先生の作品が「秘剣・柳生連也斎」だけ(当時の状況です)であることを嘆く荒山徹先生。その「秘剣・柳生連也斎」を誉めつつも、最後は「それもこれも『柳生武芸帳』が代表作扱いされているのが悪い。五味康祐先生の代表作は『黒猫侍』だから、ライトノベルを読む若者は読め(意訳)」


 荒山徹先生の『黒猫侍』への入れ込み具合はなんなんだろう。萌えたんでしょうか、尚姫に。