・電車で隣に座っていた男性が、電話でなにやら話をしていました。

男性「おまえにはおまえの意見があるんだろうけどよ、俺はおまえじゃないし、おまえは俺じゃない。俺にはおまえの意見も考えも正確には理解できない。おまえには俺の意見も考えも理解できない。だから、自分の考えを他人に押し付けるのは止めろや」


 正直、胸に響きました。以前も書きましたが、私は現在、職場のとある先輩と非常に折り合いが悪いのです。その原因は、私と先輩が互いをいたわろうとせず、己の意見をぶつけるだけぶつけあっていること。私は、この男性の言葉でそのことに気がつきました。今度先輩と話をするときは、少し引いてみようと思いました。


 心の中で男性に感謝する私。男性は話を終えて携帯電話を鞄にしまっていました。しばらくすると、男性に携帯電話に着信。対応する男性。


男性「おまえにはおまえの意見があるんだろうけどよ、俺はおまえじゃないし、おまえは俺じゃない。俺にはおまえの意見も考えも正確には理解できない。おまえには俺の意見も考えも理解できない。だから、自分の考えを他人に押し付けるのは止めろや」


ええええ!?