・「ついにうちのプレイステーション2が壊れましたよ?の巻」
起動はするんですけどね、ディスクを一切、読み込まなくなったんです。この前、不幸な偶然で蹴飛ばしてしまったことが原因っぽいです。最近はほとんど使う機会もないし、買い替えとかどうしたものでしょう。


・夕方にやっている「火曜サスペンス劇場」の再放送を何気なく観ていたんですが、号泣してしまいました。


『女検事霞夕子15 知らなかった』というやつなんですけど、結婚して以来すれちがいばかりだった夫婦の話です。


 夫婦仲が悪くなり、夫が妻を撲殺しようとするんですが、妻は頭部に重傷を負ったものの死んではいなかった。妻は夫になぐられたことに気がついてない。混乱した夫は、妻を自転車のうしろに乗せて、病院へと向かいます。


 その道すがら、妻は夫の背中にもたれかかりながら、いつも悪口を言っていることを夫に謝りました。いつも夫の悪口を言っている妻ですが、怪我で頭が朦朧としているせいか、素直にしゃべることができるようになっていたのです。妻は、薄れゆく意識のなかで夫に告白します。結婚する前にはじめて夫と会った時から、25年間ずっと夫のことを愛し続けていたことを。結婚できることになっとき、本当に嬉しかったことを。子供はできなかったけど、25年間ずっと幸せだったことを。

 
 そこで夫は、初めて妻の深い愛に気づき、激しく後悔します。加害者と被害者という関係になってはじめて、2人は本当に夫婦になったのです。

 
 どんどん言葉が少なくなる妻を後ろに乗せたまま、号泣しながら自転車をこぐ夫。そんな夫がとったその後の行動と、その悲しい理由。


 夫を演じるのは、小松政夫。 妻は冨士眞奈美 。この2人の演技力もあって、この自転車のシーンでやばいくらい泣いてしまいました。


 すばらしい作品は、どこに転がっているかわからないものですね。