上司「今日の晩は君の歓迎会だけど」
僕「はい(歓迎される立場の僕も参加費はらうんだよな」
上司「実は幹事が倒れて緊急入院してしまって」
僕「はい(え!? 中止!?)」
上司「でも、店や参加者は決まっているから安心して。はい。これが店までの地図と参加者」
僕「はい」
上司「開始時間までに店に行って、人数確認とかよろしくね」
僕「はい…え?」

こうして僕は自分の歓迎会に自分でお金を払って参加し、幹事のまねごとまですることになったのでした。



歓迎会までに時間があったので「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! 夕陽のカスカベボーイズ」を観にいってまいりました。

「ブタのヒヅメ大作戦」「オトナ帝国の逆襲」「アッパレ戦国大合戦」など傑作・名作を作り出した原恵一監督から水島努監督にバトンタッチされて2作目の今作。

前作「栄光のヤキニクロード」は評判が悪かったので心配したんですが、今作はかなりよかったです。

水島努監督はギャグが得意なのですが、今回はほとんどギャグがなく、ひたすら重くて暴力描写満載のハードな世界が続くんですよ。

で「これ大丈夫か?」と思い始めたころに、それまでの世界をあっさりぶち壊す軽快なアクションシーン登場!

エンディングも曲はともかく絵は、映画の余韻を感じさせるせつないもので、涙腺にきました。

水島努監督に代わってからは不安の声が多かったクレしんシリーズですが、この調子出いけば大丈夫だと思います。