自分の部屋に、常時3本は用意されていたはずの耳かきが、なぜか1本も見当たらず、「自分の人生欠かせないシロモノベスト10」に耳かきが確実にランクインすると断言できる上に、『小学校の頃耳かきしすぎで耳から流血して医者に連れて行かれたことがある』『小学校に耳かきを持っていったのが見つかり、それがきっかけ親まで呼ばれた』という過去を持つ僕は発狂寸前。

 とりあえず、小指を耳に突っ込んでみるも何の役にも立ちません。綿棒はありますが、耳かきと綿棒では気持ちよさに雲泥の差があるので却下。

 ああ。耳かきよいずこ。