佐伯幸子は元気やでっ

というわけで、昨日でヘルパー学校の施設実習も終了。

 4日間の間で出会った人々は人間的に素晴らしい人が多く、ヘルパーの技能だけでなく、人間として得るものも多かったです。

 しかしまぁ、みんながみんなが素晴らしい人だったかというと一概にそうも言えなくて、憂さ晴らしのイジメにしかみえないことをするかたも、おられました。

 イジメの内容は、ヘタすると僕や他の実習生の方、入居者の方の命に関わるくらいのレベルの問題だったので具体的には書けませんが、どこの世界にもどの時代にも、こういう人はいるもんです。

 さてイジメといえば、今日、山本純二先生の「元気やでっ」という漫画を買いました。

「元気やでっ」は少年ジャンプで連載していた、いじめについて扱った漫画です。

 主人公の女子中学生・佐伯幸子さんは、クラスメイトからイジメを受けるようになります。

 イジメはエスカレートしていきますが、担任や校長は事実隠蔽に必死でなにもしてくれません。

 それでも佐伯幸子さんは、親友や仲良くなった教育実習生に支えられながらイジメや学校と闘い、最後は教育委員会を味方につけて、ひとまわりもふたまわりも強くなっていくのです。

 ラストシーンで「大丈夫?」と聞かれた佐伯幸子さんが「佐伯幸子は…元気やでっ!!」と答えるシーンは、これからの佐伯幸子さんの明るい未来が想像できる、さわやかなものでした。

 数年ぶりにこの漫画を読んだ僕は、ふと思いたち、「元気やでっ」関係のサイトはないかと検索してみました。

 すると、作者の山本純二先生のサイトがヒットし、そこには「元気やでっ」のコンテンツもありました。

 そのコンテンツでは、佐伯幸子さんがコスプレして楽しそうにサイト案内をされていました。

 ああ、幸子さん、佐伯幸子さん。元気になりすぎです。元気に。