@doburo9: 「魔風海峡」で、三好兄弟が日本残留だったのはそういうわけが。
@doburo9: RT @TArayama1961: 小説作法の本によく書かれている、作者が出てくると読者はシラけるとか、同一場面では視点を固定せよ、というのは、あくまで小説読みの才能を天賦されたエリート読者の間でだけ通用する高踏な説諭だと、わたしには思われてなりません。つまり、小説って何だって…
@doburo9: RT @TArayama1961: 突き破ったというから、よほど肺や胸筋、腹筋の力が強かったのであろう。「そういうおれが、足軽さ」以蔵、十五のころからの自嘲である。上手いなあ、と惚れぼれします。司馬さんが多くの読者を獲得なさったのは、読書の才能を天賦されなかった人にも読…
@doburo9: RT @TArayama1961: で、遼太郎は考えた。よし、小説読みの才能がない人にもオレの小説を楽しく読ませてやろう。その結果が、あの文章になったのではないかと思うのです。「人斬り以蔵」の書きだしは、こうです。不幸な男が生まれた。畳五畳をへだて、かあーっ、と痰をとば…
@doburo9: RT @TArayama1961: 小説を書いているのに、小説を読んで頭の中で絵にするのが得意ではありません。わたしに限らず、そういう人って少なくないのでは? 小説を楽しめるって、小説の神さまに選ばれた人にだけ天賦された一種の才能だと思う。私見ですが司馬遼太郎さんは、そのへん…