「今日はバスに乗って帰るかー」とバス停へ行ってみると、先客が2人。ビシッとしたスーツを着ているけど、なぜかサンダル履きのおじさん。ラッパーみたいな格好をしたおじいさん。 ( ラッパー翁は格好だけではなく、言葉使いも若く「マジ、バス遅いっス」とか言ってました)



イプシロンすごいよな!」とか、ここ最近の携帯電話事情とか、 2人は仲良く話をしており、新参者の僕が入れる隙間など皆無。


そうこうしているうちバスが到着。するとどうでしょう。あれだけ盛り上がっていた会話が瞬時に止まり、無表情&無言のまま2人はバスに乗車。車内はガラガラで座り放題だったにも関わらず、スーツマンはバスの最後尾へ、ラッパー翁は先頭の席へ。わざわざ離れて座ったのです。


先ほど僕が見た、この2人のイチャコラは夢だったの、幻だったのか。月はなにも答えてくれませんでした。