糞神島がありまして糞神仲間がいるんです

水木しげる作品のひとつに「糞神島」という短編があります。糞を神扱いしている島を舞台とした、いい意味でイカれた作品なのですが、この「糞神島」を表題作としたこれまたイカれた単行本が存在します。


  表紙だけで、そのイカっぷりが分かるすごい単行本なのですが、このイカれっぷりを助長するが帯の存在で、表題作に合わせて「茶色」! 


 本そのものは随分前に手に入れていたんですが、長い間この帯が欲しくて仕方がなかったんです。帯単独で売られることなどあるはずもなく、運よく本とセットで売られているを見つけても、プレミア価格で1万円近くになっていて手が出せず。


 最近、「本は貸本使用されてボロボロ、帯はしっかりしているけど背やけで変色している箇所あり」というシロモノがかなり安く売られているを見つけて、ちょっと気にかかるところはあったものの、購入してしまいました。


 昨日、物が届いたわけですが、帯の変色のおかげで、いい感じで怪しさアップになっており、「これはこれでいいか」ってな具合になっております。


・人名やったんか、ヴィダルサスーン