今日は休みでしたが、いろいろあって、午前中は職場へ。休日出勤が、通常勤務よりも仕事がはかどるようになってひさしく、さして苦痛にも感じなくなってしまった自分が嫌


 午後は、大阪梅田の紀伊国屋で開催された、綾辻行人さんのサイン会に参加。


 サイン会が終わって帰宅中の電車。席が空いていなかったので、ドア付近に立っていると、近くで「祖父母と孫」という組み合わせと思われる3人が楽しそうに話をしていました。


 孫はまだ小さくて、つり革だの、外の景色だのにいろいろ興味を示していました。孫が気になったものを、ひとつずつ丁寧に説明してあげる祖父母。その楽しそうな表情。


「本当にお孫さんが大好きなんだなー」とか思っていると、孫は僕のすぐ近くにあったドアを指さしました。


孫「あれなにー」


祖父「ドアだよ。駅に着くとね、あれがパーッと開いて、人が乗ったり下りたりするんだ。もうすぐ次の駅だ。(僕を指さして)そこにいる男の人が降りるハズだから、よーく見ててごらん」


 そこにいる男の人こと僕は、次の駅で降りる予定、まるでなし。


孫「降りるのー?」


祖母「もちろん降りるわー」


祖父「降りるよー」


孫「降りるの見たいー」


 着きました。降りました。車内を見ると、孫は、宝塚歌劇のつり革広告を指さして、キャッキャッ笑ってました。