●3話目

 途中、「最初に花沢不動産に来たあの人が、実はイササカ先生の知り合いの息子だったりするんだろうな」という展開は予想できたんですが、『ドアにぶつかったのが作為的で、花沢父が激怒するほど小賢しい人間だった』ことには意表をつかれました。「口下手で、自動ドアにぶつかっちゃうくらい慌てものだけど、すごくいい人で、気に入った花沢父といろいろあって……」ってな展開を予想していたんです。


 花沢父激怒、親子で謝罪、退職して田舎へという流れにもびっくり。実家の稼業を継げばいいとはいえ、職を奪われるという報いもえげつない。ここまでされるほど悪いことを……あ、でもよくよく考えたら、花沢不動産ではなく、著名人のイササカ先生の家にだけ謝罪に行っているのを考えたら、親子そろって性格悪いのかも。