●1話目

 帽子をかぶらないタラオを、「帽子をかぶらないと、波平みたいな頭になるぞ」というとんでもない一言で心変わりさせたカツオですが、タラオがチクらないか心配でしょうがない(サザエもフネも、タラオの口の軽さを心得ているのがなんともまぁ)。しかもタラオさん、家の中でも帽子を脱がない奇行をはじめて、カツオはさらに心労を重ねるのでした。


 一方タラオさん。帽子をかぶらないイクラさんに「帽子をかぶらないと、波平みたいな頭になるぞ」と脅して偉そうにしますが、イクラさんは「おれ、波平好きだし、別にかまわんよ?」と器のでかさを見せてくれまして、タラオの面目丸潰れ。ざまあ。


 カツオは結局、波平に自首しますが、頭いじりのことを気にしない度量の広さを発揮。それでもちょっとは恨みに思っていたみたいで、「帽子をかぶんないと、カツオみたくバカになるよ?」と、かなりひどい一言でタラオの帽子嫌いを矯正するのでした。


 タラオの家族に対する本心とかがチラッと見えて、気分悪かったです。


●2話目

 お化けに怯えるウキエさんの萌えシーンからスタート。明日への活力! 明日への活力ー!


 一時的に男手のいないイササカ宅に、おばけ出没。マスオの名推理の結果、じん六さんの悪質ないたずらということが発覚。家族に問い詰められるじん六さんですが、その意外な真意とは……?


 序盤のワカメの発言が、ちょっとした伏線になっててびっくり。というか、一枚噛んでたんじゃなかろうか。裏で糸をひいていたのではなかろうかー!