・1話目

 サザエの昔のあだ名が「女王様」だと知らされた磯野家の子どもたち。どうも裏がありそうなのですが、サザエは「自分は気高いから」とごまかすも、カツオはこれを嘘と見抜き、真相を知るサザエの旧友にわざわざ電話する執拗さを見せる。さすがサザエの弟。鬼のようなしつこさですが、なかなか調査は上手くいかない。


 ノリスケに授けられた知恵で、サザエの担任に連絡をするという策を敢行するカツオ。爪の甘さからあっさり活動がバレるも、「サザエやフネのいる前で、担任に真相を聞く」という一発逆転の荒業を駆使し、かなり陰険なこの出来事を「夕食を楽しくする話題」レベルにまで引き下げるのでありました。


 今回は絶対、波平の雷オチだったんだと思ったんですけどねえ。あと、カツオの悪だくみに付き添う花沢さんの嫁っぷりが。


・2話目

 タラオのやることなすことを全部を「大物の素質」と褒めちぎるサザエ。反動で、コケにされまくるカツオ。我が子の才能を信じることは大切なことであると思いますが、そのために他人をバカにするというのは最低です。


・3話目

 後半の波平とカツオ2人のやりとりはいいですね。