・昨日一昨日のお休みは、久しぶりに「太閤立志伝Ⅴ」をやっていました。日輪の章の佐久間信盛プレイ。


 知らない人もいるでしょうから簡単に説明しますが、佐久間信盛さんは織田信長家臣で、重臣といっても差し支えない身分だった人。信長の弟が柴田勝家らと結託して謀反をおこした際に信長側についたりするなど活躍していたのですが、指揮を任され相当な戦力を与えられて挑んだ本願寺戦でなんの成果も出せず(5年くらいお茶会とかしていたらしい)、その他の事情も重なって、最後は怒った信長によってえげつない内容の折檻状を突きつけられた挙句に追放されて、非業の死をとげてしまいます。


 せめてゲームの中でくらいは織田家の中枢として活躍し、ハッピーエンドを迎えていただきたいと思い今回のプレイを始めた次第。そんなわけで、簡単にここまでのプレイ内容をまとめてみました。


・元々「部将」という高い地位にいたため、すんなり家老職に就任。北畠家を滅ぼした後は、柴田勝家丹羽長秀を差し置いて鳥羽城城主に任命される。東北・九州あたりの滅亡した大名の家臣をどんどん勧誘して、織田家の中でも一大勢力に。今回の信長さんは、なんか妙に松平家への援軍に出向くことが多く、自分とこの領地を広げることに消極的な感じです。


・部下も増えたので、鳥羽城の軍備を整えるのに精をだす。その間に信長さんはやる気をだして、六角滅ぼして、足利家復興させて、朝倉攻めたら浅井に裏切られてと、順当に歴史イベントを消化。戦力が整ってきたので、「浅井家滅ぼしてー」という命令を果たすべく、進軍開始。ものすごい勢いで、浅井を滅ぼし、命令も受けてないのに勢いのまま朝倉家も滅ぼす。朝倉義景&斉藤龍興のコンビが配下に。わー頼りになるー(棒読み)


・「三好家滅ぼせ」の命令。今回の三好家は妙にやる気をだしていて、長宗我部家を滅ぼしてその戦力を吸収し近畿の半分と四国ほぼ全てを統治する覇者っぷり。浅井・朝倉攻めのようにはいかず、かなり苦戦するもなんとか滅亡させることに成功。三好長慶松永久秀長宗我部元親ら優秀な連中を部下にすることに成功。その後は本願寺攻め。史実ではここでとちったので、慎重にすすめて、勝利。優秀な坊主軍団もゲット。


・波多野、三好、本願寺、浅井、朝倉攻めなどをほぼ独力で滅ぼし、本願寺坊主軍団や三好長慶松永久秀やらを部下にする大活躍。しかし、どういうわけか国主に出世させていただけないです。城主と国主ではえらい違いがありまして、国主になると攻め落とした城をそのままいただけるのですが(命令があった場合のみ)、城主ではそれがありません。あとから城主になった面子がさして活躍しないのに国主に任命されているのに、なんかもう、ずっと城主。芽生える信長への不信感。


・鳥羽城もとっくの昔に強化を終えており、キラ星の如き部下たちも修行か買い物しかすることがないです。一時は天下人同然までいったにも関わらず馬を買いに行かされる、三好長慶の気持ち。将軍を殺したり大仏を燃やしたりとダークヒーローとして大人気にも関わらず米を買いに行かされる松永久秀の気持ち。


・信長が気持ちを察してくれたのか、ついに国主に任命されました。信じていてよかった! それと同時に、武田攻めの命令。今の鳥羽城の戦力をもってすれば武田攻めなど楽勝であります。ものすごい勢いで攻めまくった結果、武田領はほとんど佐久間領と化しました。武田信玄をはじめとする優秀な武田家臣一同も揃って部下となりました。特に優秀な真田一族ももちろん部下です。


・しかし幸せな時も長くは続きませんでした。イベントが発生して、旧武田領がほぼ滝川一益に与えられることになったのです。真田一族も全部滝川に取られる始末。さらに、なぜか知りませんが、鳥羽城を取り上げられて、身分も家老に降格。この時点で部下は50人近くに達しており、とてもじゃないですが家老の給料では養えない!


・おのれ〜おのれ〜信長〜。史実だけでなく、ゲームでもこの仕打ちか〜。憎しみがいい感じに広がって、謀反を考え始めたころ、やってくれました。明智の光秀さんがかましてくれました! 信長さんは本能寺で灰となったのです。ざまあ!


・その後色々ありまして、現在、信盛さんは羽柴秀吉の家臣として、信長の息子さんの領地を狩りまくっております。めでたしめでたし。