・1話目

 ノリスケがいらなくなった額縁を持ち込んだことで、ちょっとした表彰状ブームが到来した磯野家。波平の「表彰状なら2〜3枚ある」と発言。実際会ったのは、公表したくない恥ずかしい類の表彰状。速攻で処分しようとするも、入れていた筒をワカメに目撃されてしまう。ごまかす波平とフネだったが、疑問に思ったカツオとワカメが調査に乗り出す。が、あっさりとノリスケによって真相解明。


 いつもならカツオの暴走とかワカメの自白とかタラオのチクリによって、ひどい展開になるところなんですが、あっさりと謎が解けたことですげえいい話に。「見えない表彰」って言葉はいいな。いつか使われてみたい。


・2話目

 マスオが会社のスキークラブの部長に。スキーとマスオといえば、骨折して入院した友人のスキー板を借りに行くという話がありましたが、その展開はなしでした。


 今回は、花沢父に「若山キャラ」の代名詞を奪われつつあるようなアナゴさんが活躍。金を浮かせるため、スキー板購入に絡んだ不正やら嘘やらなんやら悪知恵炸裂。でも、サザエさんワールドの女性の多くに備わっている「詮索癖」があっさり炸裂して、腕立て伏せ地獄に落ちるのでした。しかしほんと、隠し事できない世界ですな。おそろしいネットワークで、瞬く間にバレてしまうし。事態を察して黙ってくれるのは、裏の老夫婦くらいじゃないですか?


・3話目


 波平の大声に集まる、裏の老夫婦やらイササカ先生。磯野家の騒動を楽しみにしている両者ですが、イササカ先生はエッセイのネタにしているから立ち悪いよなぁ。