マルぼんと暮らす


金歯「新しいノートパソコンを買ったでおじゃる。かなり小さくで持ち運びもラクちん。これで外でもゲーム(エロ方面)が楽しめるでおじゃるぅ」


ヒロシ「うらやましい! 僕のパソコンなんてバカみたいにでかいから、持ち運びなんて夢のまた夢! そんなわけでマルぼん、機密道具で僕のパソコンを持ち運びできるくらいのサイズにしてね」


マルぼん「はぁ?」


ヒロシ「あ、パソコンだけでなく、他の物も運びできたら便利だな」


マルぼん「いきなり言われても」


ヒロシ「どんな方法でもいいから、僕の所有物を持ち運べるサイズにしてよ。僕はひと眠りするから、起きるまでによろしう。グー」


 そして


ヒロシ「う〜ん、むにゃむにゃ。おはよう。あ、パソコンが小さくなっている。これらな容易に持ち運びができるな。持ち運びどころかポケットに入れられるサイズだね。あれもこれも、持ち運びできるポケットサイズに……というか、マルぼんもポケットサイズになっているじゃないか!」


マルぼん「キミの所有物全部を小さくする時間もないし、逆転の発想で、キミを『なんでも持ち運びできるサイズ』に改造してみた」


 全長30メートルくらいになったヒロシは、今はどこぞの島でくらしているとかいないとか。