・『某宗教団体発行の新聞』を、大量に民家の郵便受けにぶち込んでいる女性を目撃。たぶん逆効果。それとも、その逆効果狙いか!?


・そういえば私、昨年の半ばくらいから同僚(60代)からいやがらせを受けているんですよ。


 自転車のサドルを盗まれたり、靴を盗まれたり、靴に画鋲を入れられたり、机の引き出しやロッカーを勝手に漁られたりします。なんでこの60代の同僚が犯人と断定しているかと言いますと、靴隠しや引き出し漁りの現場を私や他の同僚に思いっきり目撃されているからです。わざとなのか、天然なのか。


 他の同僚からのアドバイスで、引き出しの中に「○○さん(60代同僚の名前)、お疲れ様です! 金目のものはありません!」と書いた紙を貼ってから帰宅したところ、翌日、その紙は消えうせており、その日から物品に関するいやがらせはなくなりました。おもしろいほどピタリとなくなりました。その代わり始まったのが、精神的ないやがらせでした。このいやがらせがちょっと変わっているんです。最近では「もしかしたら、いやがらせじゃないのかもしれない」と思っているくらいです。


 ある日、職員がみんなで集まっているとき、60代が突然私に言いました。


「ニュースを見たか。パソコンをやっているやつが人を殺したそうだ。おい、どぶろく。おまえもパソコンをやっているな。代表して、なにか謝罪の言葉はないのか。謝れ!」


 数日後


「殺人犯の顔写真をテレビで見たが、メガネをかけていた。どぶろく、おまえもメガネをかけているな。メガネをかけている人間の代表として、なにか言うことがあるだろう。世間に対して」


さらにさらに。


「まだ20歳代が人殺しだ。どぶろく、20代の代表として『ごめんなさい』の一言でも言ったらどうだ。それともオマエも人殺しか」


 どうも私、この60代の中では「パソコンをやっている人代表」「メガネをかけている人代表」「20歳代の人代表」として格付けされているらしいです。人生も20台後半に突入している私ですが、こんなに評価されているのは生まれて初めてです。


 ちなみに今日は「おまえの住んでいる○○市の人間が殺人事件を起こしたから、○○市代表のおまえが謝れ」と言われました。自分も私と同じ市に住んでいるのに。この分だと、今月末くらいには「日本代表」「アジア代表」「地球代表」くらいまでランクアップしているのではないでしょうか、私。