・犬の散歩をしているとき、なにかを踏んづけました。
「しまった。犬のアレか!」と思い、恐る恐る足をどけてみると、そこにあったのは犬のアレではなく、焼き鳥でした。串に刺さったままの焼き鳥が1本、踏まれてつぶれていました。
なぜ路上に焼き鳥が。なぜ1本だけ。「この焼き鳥は、こんなアスファルトの上でこんな意味わかんない人間に踏まれるために、調理されたのか」と考えると、とても切なくなりました。
同時に「今、地球上で焼き鳥を踏んだ人間は私だけだろうな」とか思いました。かの有名な歌に「ナンバーワンよりオンリーワン」というフレーズがありますが、こんなオンリーワンになるくらいなら、なんでもいいからナンバーワンになりたいです。