仕事中に異様に耳が痛くなってきたので、帰りに耳鼻科に寄ってみる事にしました。



私の行っている耳鼻科は開業医で、医師は2人います。初代と、二代目。



二代目さんはなかなかの腕なのですが、初代のほうは齢のせいかちょっとヤバく医療器具を持つ手もプルプル震えています。ロレツもまわっていないようで、診察室に入ろうとする私に「おふぁいりくだしゃい」と話しかけてきたりしたこともありました。


以前、私はこの初代さんに耳掃除をしてもらったのですが、直後、脳が異様に痛くなり、フラフラになったことがありました。


最近は二代目さんしか診察はしないそうなのですが、まれに初代さんがでてくることがあるみたいで、ちょっとドキドキしながら待合室で待ちました。


「診察室へどうぞー」


ドキドキしながら診察室への扉をあけると、そこには…



「おふぁいりくだしゃい」



明日になって、急に感情の起伏が少なくなっていたりしたらどうしよう。