さっきブックオフを徘徊していたんですけど、わが子らしき赤ん坊を背負った若い男性が

「マジ眠い。やばい。マジ眠い。やばい」

と連呼していました。

無視して店内を歩いていると、ちょっと離れたところから「マジ眠い。やばい」という大声が。

私はピンときました。「これは漫画だね」と。

漫画には「バケラッタ」とか「フンガー」とか、同じ言葉しか話さないキャラクターがいます(例にだしたキャラは他の言葉もしゃべりますが)。この男性も、それと同じようなキャラに違いないんです。

魔法少女「マジネムイ、変身バトンを出して!!」

マジネムイ「マジ眠い。やばい。マジ眠い。やばい」

こんなやり取りをしているに違いなんです。

やったね、世界は魔法で溢れかえっているー!!

…と、こんな妄想をしてしまったあとで、私は「最近、疲れ気味だ」と自己嫌悪。

でも、泣いている赤ん坊など意に介さず、床に座り込んで眠ってしまっているマジネムイ氏(仮名)を見て「もっと疲れている人もいるんだ」と自分を激励。