出来事

本屋である本を手に取ったとき、私の隣にいた男が「うげっ」という声をあげました。

なんだろうと思っていると、その男は歩いていた太目の男に突っかかっていました。

男「おい。肩、ぶつかったぞ」

太った男「悪かったな」

男「なんだその言い草」

太った男「あやまっただろ」

男「謝れないってのは病気だな」

太った男「貴様のハゲにくらべりゃマシじゃ」

男「ああ?」

一瞬即発の2人。そんな2人の間に挟まれて、動くに動けない私。他の客は事態を見守っています。

私はちょうどギャルゲーのアンソロを持った状態で固まった状態です。

ギャルゲーの神がいるなら助けて。