出来事

仕事の帰り、先に帰ったはずの先輩(60歳)と本屋で遭遇。
ある本棚を己の体で必死に隠しつつ「帰れ帰れ」という先輩。

数日前、先輩は得意げな顔で私にこんな自慢をしました。

「俺の親戚の子供、この前電車で痴漢から女性を助けたんだ。しかも、インターネットの友達の力を借りて、その女性と付き合うことになったんだ。すごいだろう」

先輩(60歳)の鉄壁のブロックを崩してなんとかみた本棚には、「電車男」が陳列されていました。

「隠さなくてもわかってます。親戚の子供さんの元ネタ」と言えない、気弱な私。