「サンタコスプレの話はどうなったの？」とほんのりと尋ねられたので、その後の話でも少々。
強打した尻の痛みをこらえつつ演じたサンタは「ありがとう」「楽しかったよ」となかなかの評判だったんです。
そのまま終われば、しばらくはいい感じで仕事が送ることができそうだったんですけど、クリスマス会のラストになぜだか「みんなで一心不乱にマツケンサンバ」というコーナーがあり、これが嘘みたいに大盛り上がり。
みんな「マツケンサンバ」の楽しさに夢中で、尻の痛みをこらえたサンタ（２４歳）がいたことも、そのサンタが配ったプレゼントのことも、地平のかなたに消えてしまったんです。
ようするに、すべて無駄だったというオチ。
今年の全国各地で行われるクリスマス会忘年会の類では、ほぼ確実に「マツケンサンバ」が歌い踊られているんだろうなあ。
