クレヨンしんちゃん映画シリーズのサントラ集と、必殺シリーズの「殺しのシーンにかかる曲」をあつめたサントラを購入。
特に前者は、ファン全員が待ちに待った逸品。残念ながら「温泉わくわく大決戦」のEDテーマ曲、
「いい湯だな(レギュラーメンバーと映画のゲストキャラ、そして丹波哲郎が歌うアレンジバージョン)」
と初期三部作のEDテーマ曲は入っていなかったけど、それを補って余りある出来。聞きまくっております。
で、いい気分で部屋でうつらうつらしていたら、母の友人のおばさんが来訪。
母がいなかったので僕が応対したんですが、開口一番、
「お金貸して」
このおばさん、以前もウチに金を借りに来た事があります。
金の貸し借りは嫌いなので、もちろん断りましたが、おばさんはしつこく食い下がってきます。
玄関先で揉めるのもあれですので、結局僕は折れてしまい、
仕方なく学校のゼミに払う二千円を差し出すことにしました。すると……
「二千円!? 私を舐めているの!」
人に金を借りておいてこの態度。どうでしょう? 僕はおかしいと思います。
「情けない……子供のお駄賃じゃあるまいし……」
僕の思いに気付くハズもなく、泣きながら「もっとよこせ! 金!」をといった趣旨のことを言うおばさん。
断ったら、ヤクザと組んで深夜に襲撃をかけられ、拉致されて大阪湾にポイとかされかねません。
たしか、このおばさんは元はかなりの金持ちで、その頃のツテでそっち方面のお知りあいが多いという噂があります。
それによくよく話を聞けば、ガスや電気などのライフラインが止められる寸前らしいので、
僕はへそくりの1万円を差し出しだすことを決意。
おばさんは、僕の手から1万円札をむしりとると、
礼の一言もいわず、さらにはさっきの2千円も返さずに走り去っていきました。
奪取してダッシュです。
僕はこれも人助けと自分を納得させることにして、とりあえず返却期限の近づいたビデオを返すためにツタヤに行く事にしました。









その道すがら、パチンコ屋で真剣な表情で台と向かい合っている借金おばさんを目撃。
もうやるせないことといったら!