荒山徹

今度の「柳生大作戦」は

・「柳生大戦争」「柳生大作戦」も扉絵デザイン担当の方のマリオ曼陀羅氏のブログを読んでいると、次回の「柳生大作戦」に関する記事が。氏は、デザインの関係で少し早目に最新話を読まれたようなのですが、どうも内容がすごいらしいです。今度はなにをやら…

歴女

・同僚の女性が「歴女」とやらに目覚めてしまったようで、「小説貸してくださいよ! 真田幸村がかっこいいやつ!」とか頼まれました。 徳川家康 トクチョンカガン 上作者: 荒山徹出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2009/09/18メディア: 単行本 クリック:…

小説トリッパー「柳生黙示録」第三回

柳生黙示録第三回。今回は友矩の死の真相と、柳生一族の死の真相が語れます。でも、無茶設定を与えられた高山さんと、かませ化著しいハポン剣士団の皆さんと、小野ジュリエットがいるにも関わらず褐色美女剣士とフラグたてる十兵衛さんと、別方面で黒くなっ…

ンモー、また人様の作品に勝手にリンクするー。あ、でも、あちらのあの人はこちらのあの人と違って強いから、リンクはしていないのかも。あと、アレの誕生秘話は、よい意味でひどい。ひどい。

集英社「青春と読書」7月号『韓流当夜』

・近日発売予定の「鳳凰の黙示録」について語られています。さらりと「中国史にはまって朝鮮史復帰できない」的なことを言っておられて、びっくり。「柳生黙示録」とか読んでいると、中国史以外のものにも興味を持っていることは確実だと思いますので、朝鮮…

小説宝石 7月号

・小説宝石7月号にシャクチシリーズ最新作「キンメリアの魔鏡」が掲載されていたので買ってきました。22日の発売のはずですが、なぜか早く売ってました。今回は作者近況にも顔を出した荒山先生。台湾に興味を持ったらしいです。逃げてー。

柳生黙示録 第2回

「小説トリッパー」2009年夏季号が届いたので、「柳生黙示録」第2回を一気読み。 ついに柳生十兵衛と聖ハポン剣士団との戦いがはじまりました。幾多のトラウマや怪事件やシスコンを乗り越えて劇的に成長し、見事裏柳生として社会復帰を果たした柳生十兵衛は…

荒山徹関係情報

・集英社の読書情報誌「青春と読書」の7月号(6月20日発売)に、「韓流当夜」というタイトルの荒山徹特集が組まれているようです。インタビューなのか作品紹介なのかはわかりません。「青春と読書」・・・・・・大きい本屋のカウンターとかで売られている類の…

「柳生大戦争」の十兵衛登場シーン(買い物をしているシーン)に元ネタがあったらしいです。実在する「信頼文具舗」というお店がモデルだったようで、その「信頼文具舗」の和田哲哉氏(この方をモデルにしたらしいキャラも登場)がブログで感想を書いておら…

・「本の雑誌」に今年度のめぼしい仕事が載っていました。連載は「柳生黙示録」「柳生大作戦」「シャクチ」。噂の書き下ろし「それはないだらう(仮)」は6月脱稿予定だとか。 「柳生黙示録」は「柳生十兵衛が神聖ハポン騎士団の七剣士と戦う話」との言及あ…

舟橋聖一賞が

・舟橋賞:受賞作品集、彦根市が発行 青年文学賞2作品、文学奨励賞9作品収録 /滋賀(毎日新聞) 第20回舟橋聖一賞の受賞作品をまとめた作品集が刊行され、学校等に送られたという記事。「第20回舟橋聖一賞」といえば、「柳生大戦争」。「まさかあんな…

オール読物「仏罰、海を渡る」

「小説宝石」4月号に『シャクチ』が、「オール読物」4月号に新作短編『仏罰、海を渡る』がそれぞれ掲載されていました。 ・「仏罰、海を渡る」 秀吉の死後、来るべき己の天下に備えて、絶縁状態になっていた朝鮮との国交回復を密かに始める家康。朝鮮から…

ジェイノベル「徳川家康」最終話

楽しかった「徳川家康」もついに感動のフィナーレを迎えました! オチはアレですか。アレなんですか。「あ、このネタは絶対いつかくるぞー」と思ってはいたのですが、まさかオチに持ってくるとは。うろ覚えなんですが、たしか御三家の誰かもそうだったハズな…

柳生大作戦第4回など。

・「柳生大作戦」第4回読みました。 一言で言えば「石田三成腹話術ショー」といった感じのお話。「太閤立志伝」にでたら松永久秀や宇喜多直家と同系列の顔グラにされること請け合いなくらい黒い三成が、百済パワーで色々な人たちを操って、豊臣政権をズタボ…

大人しい

・「柳生大戦争」「柳生大作戦」の扉絵を担当されているマリオ曼陀羅氏がブログで「柳生大作戦」第4回の感想を述べられていました。 その中で「KENZAN!」編集長が「今回はおとなしい」というメッセージを残したという記述あり。第4回はまだ未読なんですけど…

・週刊新潮のモノクログラビア、ここ最近は「荒山徹in奈良の柳生関係スポット」と呼びたくなるようなシリーズが続いております。 今週の柳生スポットは、柳生街道。「柳生宗矩が、後の嫁であるお藤(柳生烈堂の母)を見初めた場所」と言われる「お藤井戸」…

・ 先週の「週刊新潮」のモノクログラビアに「荒山徹in芳徳寺」ってなものが載っていたので思わず購入したわけなのですが、どうやらしばらく続くようで、今週号には「荒山徹in山岡荘八の所有していた柳生藩の家老屋敷」ってのが載っていました。 てっきり…

ジェイノベル「徳川家康」第15回

相変わらず大坂の陣が続いております。ダメな方向で覚醒した真田幸村はライバルを次々に消しにかかり、絶好調。なにこの「妖説真田太平記」。迷惑かけられまくっている毛利勝永がかわいそうです。 物語の前半で、いずれは秀忠の強い味方になってくれそうだっ…

ジェイノベル「徳川家康」第14回

あいかわらず、大坂の陣が続きます。前回あたりからそうなのですが、霧隠才蔵が大活躍。その活躍ときたら、一応は敵である朝鮮忍者が軽くデレるほど。荒山徹ワールドの真田十勇士ナンバー1の座は確定ですな。 真田幸村も、いやな方面で大活躍しております。…

小説すばる2009年2月号「あの日にタイムスリップ」

「小説すばる」2009年2月号のコラムコーナー「あの日にタイムスリップ」、今月号は荒山徹先生が登板。毎号読んでいるわけではないのでわからないのですが、「あの日にタイムスリップ」は、過去のある1日をテーマにしたコラムコーナーの模様。荒山徹先生がテ…

徳川家康 第13回

某忍者の手のひらで踊っているとはいえ、ようやく秀忠&宗矩側の反撃が始まり、ひと安心。「柳生大作戦」の宗矩は極めて完璧人間チックなので安心なんですけど、こっちの宗矩はハラハラさせられっぱなしですよ。親みたいな心境。話の流れから察するに、「秀…

ある本屋の男性作家本コーナーに、「荒山徹コーナー」発見。「浅田次郎コーナー」の次が「荒山徹コーナー」でしたよ! やったね、ついにここまで来ましたね! (並んでいたのは「柳生大戦争」1冊のみでしたが)

「柳生大作戦」第三回

最初らへんは「あはは、あの元首相の発言のパロかぁ。徹ったらぁ」とか思いつつ読んでいたんですが、いやに本格的な怪獣バトルが始まったところで「俺が読んでいるのはなんだっけ。怪獣映画のノベライズ?」と混乱。白すぎて逆に胡散臭い柳生父子が、謎の妹…

「柳生大戦争」がっ

荒山徹先生の『柳生大戦争』が、舟橋聖一文学賞に選ばれました! おめでとうございます! 『海島の蹄』とかではなく『柳生大戦争』であるところに、選考者のなみなみならぬ想いを感じます。 やっぱあれっすか、今後『柳生大戦争』が再版されたり文庫化された…

「徳川家康」第11回

あらすじ「真田十勇士ほぼ全滅の精神的ショックが大きすぎた真田幸村はぶっ壊れておかしくなり、かっこよく死んで後世に名を残すことしか考えなくなる。十勇士最後の生き残りである霧隠才蔵はそんな主君と決別し、散っていた仲間たちのため、当初の目標であ…

小説新潮10月号「忍びのモノグラム」

久々に「小説新潮」に作品が掲載されました。その名も「忍びのモノグラム」。官能特集の一環として掲載されたため、エロくておバカな話でした。エロいといっても、荒山作品ではおなじみの「若竹の人」が絡んでくるので、どうエロいかはお察しください。 猿飛…

「徳川家康」第10回

活躍はしていたけど、最近出番のなかった柳生宗矩が本格始動。孤立無援の秀忠の心強い味方に。いや、これは本気で頼もしい。頼もしいけど、白くてかっこいい宗矩に違和感バリバリなのもたしか。なんぞ大ポカをやらかさないだろうか、黒化しないだろうか、あ…

「柳生薔薇剣」文庫版

「柳生薔薇剣」の文庫版が届きました。とりあえず、あとがきをチェック。時代小説通で知られる児玉清さんが担当されていました。 児玉清さんは日本の剣豪(実在・架空問わず)で一番強くてかっこいいのは、柳生十兵衛か眠狂四郎のどちらかと思っていたらしい…

オール読物「日本国王豊臣秀吉」

「オール読物」九月号に、朝鮮通信使シリーズの最新作「日本国王豊臣秀吉」が掲載されていたので購入。秀吉の朝鮮出兵の頃、当の朝鮮を無視して講和交渉を始める日本と明。交渉の進行具合を密かに探るように命じられた朝鮮の従事官・黄慎は、1人の倭人と出会…

「徳川家康」第九回

ネタバレ注意。 暗躍してそうでまったくしていなかった真田幸村と愉快な仲間たちが、いよいよ活躍すると思いきや「そうではなかったぜ!」という話。というか、先生。荒山徹先生。どんだけ嫌いなんですか、真田十勇士が。根こそぎやっている分、「魔風海峡」…