・そういえば、明日は、「よつばと!」の新刊がひっさびさに出ますね。さきほど発送のメールが到着して、どうやら明日には読めそうなので楽しみです。


 「よつばと!」といえば、5年ほど前だったか、職場の偉い人に決裁書類を持っていた際に、ふいに『きみは「よつばと!」という漫画を知っているかね』と言われて、持っている旨を伝えたところ、貸してくれと頼まれるということがありました。貸したらえらくはまってしまって、「よつばと!」の話しかしなくなり、上司にゴマすりタイプの職員がこぞって「よつばと!」の単行本を買いに走るという事件まで引き起こしました。


 漫画なんか全然読まない、およそ普通に暮らしていたら電撃大王とは一生縁のなさそな、「司馬遼太郎山岡荘八以外は無価値」みたいなこの偉い人がいつ、どこで、なぜ、「よつばと!」を知ったのかはついぞ知ることはありませんでしたが、この人と「よつばと!」の話をしているときはかなり楽しかったのは事実。またあんな楽しい時間を過ごせたらとは思いますが、それはかなわぬ夢なのです。


・昨日、いらないものの処分のために近場のブックオフに行った時のこと。査定待ちの間になにかほしい本でも売っていないかと本棚をチェックしていたところ、1000円超えの値札がついた本を発見。


 最近はレア本にプレミア価格をつけることの多いブックオフですが、その本はそういう類ではななさそう。アニメ化もされた有名作で、巻数もけっこういっている作品。その作品の、結構中途半端な巻。その巻だけ特別レアなのかと思いきや、同じ巻が低価格で売られていて、108円本の棚でも発見される始末。


 他の「同じ巻」との違いはまるで見つからないのになぜ、この本だけ1000円を超えているか。手に取ってじっくり調べてみたけれど、いまいちよくわからない。


 わからないまま放置して本日、その本は、DVDがついている特装版の類だったのではないかと推理。DVD付き特装版の本は、たいがい3000円以上値段で、本の内容は同じだけど通常版とは別扱いになっていることも多く、そもそもISBNも違っていたりします。このブックオフは、なにかの事情でDVDが付属していないこの本を高価な特装版と査定したので、販売価格が1000円超えになってしまったのでは。


 そうだ。きっとそうだ。それしかない。と思い、調べてみた結果。その巻に特装版はないくさいことが判明。なんかいろいろしんどくなってきたので、「値札の貼り間違い」ということにして、事件の幕は下りたのでありました。