「男無用―艶めいて候」第一回


 先日発売された、「KENZAN!」13号から新連載がスタート。タイトルは「男無用―艶めいて候」。五味康祐先生の「女無用」という作品への、リスペクトあふれまくりなタイトルです。そういや昔、なにかの雑誌の特集で「『女無用』ってタイトルはかっこいい」とか言っておられましたね。憧れすぎて、こういうことでしでかしちゃったんだね。しかたないね。


 んで、肝心の中身ですが、性行為中の忍法を得意とする3人のくのいちが主人公。今回は第一回ということもあり、3人の紹介がメインでした。エロネタ全開です。「金髪くの一絶頂作戦」とか「忍びのモノグラム」の系譜にありそうな作品という印象を受けました。3人はそれぞれ、得意の忍法を使って荒稼ぎしていたりするんですが、その能力を怖れた仲間や依頼主から命を狙われます。そんな窮地を老忍者・犬鷲眞十郎に救われ、彼に導かれることで初対面。


 眞十郎いわく、実はこの3人は異父姉妹、それも三つ子の異父姉妹らしいのです。眞十郎の口から母親の名前と、そのとんでもない発言が語られたところで以下次号。父親がそれぞれ違うという話ですけど、誰と誰と誰なんだろう。1人はまぁ、トンデモ発言から察するに「あの人」なんだろうけど。残りは……「あの人の弟」とか「あの人の父上」なんだろうか。まさか「あの人の祖父」ってことは……。夢が広がります。