●1話目

 毎度おなじみの「料理中のバク宙」をタラオとイクラの前で披露するマスオさんですが、それがきっかけで親のメンツ丸潰れになるノリスケ。バク宙を会得して名誉挽回するべく、マスオを誘ってスポーツジムヘ。なぜかこれを隠したばかりに、例のごとくの磯野一族による詮索大会開始。と、思いきや、あっさりバレて特に大ごとにもならず。ちぇっ! 一早く気づいたカツオが口止め料を請求という黒い展開に期待したのにっ。


 いつもサラっと流される「マスオのバク宙」が話の中心になったのでちょっとびっくり。


●2話目

 何の影響なのか、いきなり倹約家となったサザエは、いつものごとく家族に無茶ぶりしすぎて、カツオからしっぺ返しを食らい、趣味の長電話を封じられてしまう。そんな時、ノリスケからの原稿催促の電話を受けたくないイササカ先生から、「うちの電話使いたい放題。おやつと昼食サービス付き」という誘いがあって、サザエ大喜び。結局、ノリスケにバレて作戦は失敗。倹約も逆効果となり、「世の中、無駄も必要だよ」というカツオのいいセリフに全部持ってかれて、主婦の面目丸潰れなサザエなのでした。


 イササカ先生、携帯電話あったら一発で終わりだったな〜。磯野家周辺ならではの作戦ですな。

●3話目

 タイトル絵が波平が永遠にいなくなるかのような雰囲気で、ちょっと切ない気分に。

 
 波平の仕事が忙しくなって帰宅が遅くなる毎日。カツオが調子にのりまくりますが、特に怒られることもなく、父と子のちょっといい話的な終わり方。これは起こられとかないと!