「蓋島伝―長宗我部元親秘録」第三回

一条兼定「土佐七雄とかいる今の土佐って、春秋戦国時代の中国と似てねえ? ほら、ちょうど長宗我部が秦の始皇帝の末裔とか言っているし、まさにその通りっぽいよね!? あ、でも、土佐統一すんの俺だから(笑)」


 現段階では兼定さんの妄想にすぎないんですが、前回から話題になっている「四国に蓋をする」という長宗我部家の使命は、思いっきりここらへんに関係してそうな感じ。なんかスケールでかくなりそうな予感です。


 元親のために修行にでた面子がそろそろ戻ってきそうな雰囲気。それぞれ、全国各地の凄腕忍者に弟子入りしていたようです。その忍者の名前にはネタ満載な様子。ダイバダッタはすぐわかりましたが、他は全然わかりませんでした。お気に入りは、熊野の那智鉤十字党。「なちかぎじゅうじとう」と読みます,多分。那智だから、鉤十字。あのなぁ、荒山先生なぁ。